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〓筋トレを再開するときの注意点
2022-01-21
筋トレを2週間~1か月ほど休まれて、筋力が落ちたことを気にされている人がいます。
 
それで、その前と同じ重量を一生懸命にされています。
 
そのような人の話しをお聞きすると「力が落ちました」と少しがっかりされ、
「やっぱり続けないといけまえんね」ということも言われます。
 
お休みすることで、続けることの大切さが確認できたことがとても良いことだと思いますが、
再開するときには、少し軽めの78割で行うことをお勧めします。
 
筋肉は置かれている生活環境に、すぐに順応するようにできています。
 
特に、重たいものを上げ下げする筋トレは、普段の生活環境で受ける刺激とは違います。
 
筋トレを休むと筋力が落ちるのは当たり前で、仕方のないことです。
 
だから、筋トレを休んで再開するときには、まずは筋力が落ちていることを確認する必要があります。
 
私の場合には、66歳という歳を重ねたせいもあると思いますが、
筋肉が落ちたことによる落胆より、むしろ安心します。
 
そして、それほどストレスを感じず、無理をしないで余力を残すぐらいで行います。
 
それを週に23回ほど軽めに行うトレーニングで、グーンと体の調子が良くなり、力が戻ってきます。
 
長年筋トレを行っている人は気づかれていると思います。
 
マッスルメモリーの恩恵だと思います。
 
これは継続にもつながっていると思います。
 
<参考文献>
『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著
『“筋力アップ”で健康』(NHK出版)東京大学名誉教授 石井直方総監修
『いのちのスクワット』(マキノ出版)東京大学名誉教授 石井直方著
 
写真:マルヤジム中央橋店、高柳店長の高校生の指導
 
☆タトラボ(高西トレーニングラボ)ではパーソナル指導・研修会・講習会等を承ります。
 
<マルヤジム理念>
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
 
※『筋力強化の教科書』
(東京大学出版会)
石井直方・柏口新二・髙西文利著
 
 
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髙西文利
・マルヤジム・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・トレーニングアドバイザー(2010年より)
・長崎県スポーツ協会スポーツ医科学委員
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