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〓無限の可能性を引き出す、自分の体に合わせた筋トレ
2023-11-23
福岡ソフトバンクホークスの秋季キャンプに参加しているときに、
ピッチングコーチによる勉強会がありました。
 
ピッチャーがストレートを投げるときに、データとしては打ちにくい基本的な投げ方があるようですが、
 
打たれやすい投げ方であっても、しっかりと抑えることができるピッチャーもいて、
 
そのような人は、自分の体の特徴を知って、それを生かすことができた人のようです。
 
筋トレでも同じことがいえると思います。
 
体が硬くて、基本フォームからは外れているにも関わらず、筋肉量が多い人がいます。
 
一般的には、体の硬い人は柔軟性を養い、基本フォームができるように取り組みます。
 
それで上手くいくケースもあるかと思いますが、なかなか柔軟性が改善されないことが多いです。
 
そこで、自分の体に合わせたフォームづくりを行います。
 
上手く進めて行くためには、やはり基本フォームの理解が必要だと思います。
 
そして、基本を応用する力を身に着けるようにします。
 
その応用力を使って、
自分の体に合わせたトレーニングを行い、限りない可能性を引き出すことができそうです。
 
このようなことは実は、
「スポーツ選手の無限の可能性を引き出す準備に過ぎない」ともいえます。
 
話しは反れますが、
今年からメジャーリーグのレッドソックスで活躍している吉田正尚選手は、
 
ハンマー投げの投げの元世界チャンピオンである室伏浩二さんに、筋トレの指導を受けておられました。
 
身長173㎝しかない吉田選手が、世界一レベルが高いメジャーリーグでも活躍できるのは、
 
私が思うに、室伏さんとのつながり抜きには考えられません。
 
おそらく、室伏さんは吉田選手に、豊富な筋肉量が得られる筋トレを教えられ、
 
そして、
「筋力を野球で使えるパワー発揮能力に転換し、スピードを生み出す技術を伝授された」
 
ということではないかと思います。
 
これは私がホークスで、
柳田選手や千賀選手、甲斐選手、牧原選手が入団した2011年から行ってきたことでもあります。
 
東京大学の石井直方名誉教授のアドバイスをいただきながら、
私の経験も踏まえて、
 
3年ほどかけて「ホークスの筋トレのスタイル」の基本が出来上がりました。
 
ホークスで育成選手の中から支配下選手になり、1軍で活躍している選手は総じて、
 
私が見る限り、体を変え、筋力を変え、筋肉量を変える筋トレにはまっています。
 
このことが、
野球技術を引き出す、上述のような素晴らしいコーチの方々のサポートとなって重なると、
 
「筋トレで、限りない可能性を引き出すことができる」
 
そのように言えるのではないかと思います。
 
写真: 柳田選手・千賀選手と私
 

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<髙西文利>
・マルヤジム(中央橋 宝町 葉山)・タトラボ代表 
・福岡ソフトバンクホークス・筋トレ指導(2010.11~)
・『筋力強化の教科書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2020.7.17
・『筋力強化の基本書』(東京大学出版会)石井直方・柏口新二・髙西文利著(2023.8.25
※タトラボでは「パーソナル指導・研修会・講習会等」を承ります。
 
(た)楽しい・正しい筋トレは体づくり
(か)体づくりは人間づくり
(に)人間づくりは幸せづくり
(し)幸せづくりは楽しい・正しい筋肉づくり(筋トレ)から
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